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読書録その3:限界費用ゼロ社会

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限界費用ゼロ社会―<モノのインターネット>と共有型経済の台頭
ジェレミー・リフキン
NHK出版
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難しかった…

★本を読んで新たに分かったこと

・限界費用がゼロになるとは→ものを作る値段がタダ同然となる→教育・通信・電力等の無料化

・中央集権化した生産活動のスケールがコモンズ単位・村単位へいつか戻っていく(大きな市場における財産の交換よりもネットワークにおける共有可能な財とサービスへのアクセスの方が価値がある?)

・3Dプリンティング、インターネットの無料化、オンライン教育サービス、IoT(モノのインターネット・データロギング等)、再生可能エネルギー等のツールが市場資本主義から共同型コモンズへのパラダイムシフト(急激な社会の革命)を可能にする

・モノをたくさん作って売ってモノを所有する経済の限界が来ている(車いっぱい作って売るぞ!マンション作って売るぞ!新しい大学作るぞ!etc…)→一つの資源(車、部屋、一つの講義etc…)の活用時間・活用頻度をいかに増やしてムダを無くせるか(カーシェアリング、Airbnb、オンライン授業etc…)

・「ここでしか作れない・ここでしか見れない」が無くなる?→3Dプリンティング・インターネットetc…

・一か所の工場でモノをたくさん作って広範囲で売るより、近場で少しだけ作って近所で売る方が割に合う時代が来る?(電力とか

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