2017年4月4日 3カ所目は、兵庫県立三木山森林公園です。公園全体にコバノミツバツツジがありますが、園内の「つつじ尾根」で、上層木を除伐して、コバノミツバツツジを増やしています。こちらも1割咲き始めたかどうか。
三木山森林公園のコバノミツバツツジ
森の研修所があり、緑の相談にあたる樹木医の方のお話を聴きました。動植物の保全活動はもとより、絵描きなども含めて、31分野ものサポーターが、公園にかかわっているとのこと。また、林野庁の呼びかけに応じた数社の大手企業の従業員が、広い80haの森の分担した範囲の整備に、関わっているとのことです。
森の研修所
ソメイヨシノは数本しか植えず、ヤマザクラ、エドヒガン等の昔ながらの桜を植えられています。ほとんどの場所で、なるべく昔の自然に近い管理を目指しているとのことで、今後も、生物多様性を守りつつ、上層木を伐っていきたいとのことでした。
里山管理について、とても参考になる場所でした。