12月12日～13日、京丹後大宮町の田舎暮らし体験の模擬ツアーに、モニターとして参加してきました。元の女性グループがツアー内容を企画し、当日のガイドも行うという、女性のエネルギーが詰まったツアーでした。

体験メニューの１つ、地元の漬物づくりです。農家を訪ねて、大根を収穫するところからスタートです。収穫した大根を、洗って、葉や皮を取ったあと、塩・水と一緒に大きな桶に入れて、作業完了！後日、砂糖、酢、トウガラシなどを加えて、年明けごろに完成するんだそうです。自宅に届くのが楽しみです。

夜は民泊（農家民宿）に宿泊です。私がお世話になったのはＫさん宅。夕食には、お母さん手作りの家庭料理をいただきました。近所のこだわり農園で採れた野菜、丹後地方独特のちらしずしなど、どれもおいしかった！ちらしずしづくりを手伝わせてもらったりもしました。食後は、テレビを見ながら、京丹後の話、滋賀の話、家族の話、羽生選手の話（テレビでフィギュアスケートを放送中）で盛り上がりました。

もう一つのアクティビティは木工体験です。今回は、寿司下駄を作りました。地元の「師匠」が工程を１つ１つ手ほどきしてくださいます（写真の、花のような大きな器は師匠作）。

塗料が乾燥するまでの間、近所で偶然開催中の、地区の餅つき大会にお邪魔します。ちょうどつき終わったところで、つきたてのお餅をいただきました。モニターの小さいお子さんも夢中で食べていました。

少しの距離は、風景を見ながら徒歩で移動します。ガイドの方が、道端の風景を解説してくださいます。こういう何気ない散策の時間は、地域を「点」ではなく「線」で楽しめる気がして、私は大好きです。

ピザ窯で焼いたピザを頂いたあと、しめくくりとして、私を含むツアー参加者、主催者のみなさん、行政の方などで意見交換会をしました。私も、モニターとして、またツアー企画者・ガイドとして、思ったことをお話しさせていただきました。

２日間、楽しませてもらいました。地元のみなさんの、地元愛・もてなしの心・ツアー実現にむけた熱意を強く感じられたのが、楽しさの源泉にあるような気がします。実際のお客さんを集めるには、課題もまだ残っているのだと思いますが、モニターツアーを実施されたというのは、大きな一歩です。素敵な観光コンテンツができあがることを祈っております。私自身の滋賀での仕事についても、反省点・改善点などをたくさん発見させてもらうことができました。ありがとうございました。